sakaharaのブログ

アプリ開発に関する話や日々の出来事など

爆速ではてなブログリーダー・アプリを作ってソースコード公開してみた!

はてなブログには人気エントリーを返すRSSフィードがあるので人気エントリーを表示するアプリを勉強がてらに作ってみました。
Core Data に取得した人気エントリーを保存してるのでオフラインでもみれます。
(ただこのアプリ、表示できるのは人気エントリーの一覧だけです・・・)

http://blog.hatena.ne.jp/-/hotentry/rss

アプリのスクリーンショットです。

・ブログ一覧画面(縦)

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・ブログ詳細画面(縦)

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・ブログ一覧画面(横)

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・ブログ詳細画面(横)

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Xcode5から使いやすくなったAuto LayoutやXCTestなどあまりキャッチアップできていなかった部分の勉強や単体テストをちゃんと書くという目的があったのですが、作りっぱなしでは面白くないので公開します!

https://github.com/asakahara/ASHatenaBlogReader

感想としてAuto Layoutは正直かなりよかったです!
これまでUILabelの高さを可変にする表示はNSString:sizeWithFont:constrainedToSize:lineBreakMode:を使って毎回計算してました。
Auto Layoutの使う場合、制約の設定さえちゃんとしておけばUILabelの高さ調整は勝手にやってくれます。
(もっと早く知っておきたかった・・・)
勝手にやってくれるんで sizeToFitなどのメソッドをプログラムから呼び出さないようにしましょう。
ただ一つ問題として横画面にも対応させたのですが、縦から横画面へした際にStoryBoardから設定した制約だけではUILabelの横幅の制御がどうもうまくいきません。
仕方なくUILabel.preferredMaxLayoutWidthを横画面のサイズに併せて変更かけることで対応しています。

- (void)updateLabelPreferredMaxLayoutWidthToCurrentWidth:(UILabel *)label
{
    label.preferredMaxLayoutWidth = [label alignmentRectForFrame:label.frame].size.width;
}

- (void)viewDidLayoutSubviews
{
    [super viewDidLayoutSubviews];
    
    // 横画面にした際にラベルの横幅が縦画面のサイズのままになってしまうため、
    // preferredMaxLayoutWidthを画面サイズに併せて調整する
    [self updateLabelPreferredMaxLayoutWidthToCurrentWidth:self.bodyLabel];
    [self updateLabelPreferredMaxLayoutWidthToCurrentWidth:self.titleLabel];
    [self.view layoutSubviews];
}

その他にもCore Data用に初めて使ったMagicalRecordは思った以上に便利でした。
特にマルチスレッドでCore Dataを扱う部分をかなり楽にしてくれます。
MagicalRecordのドキュメントにあったサンプルを見てもらえば納得してもらえると思います。

Person *person = ...;
[MagicalRecord saveInBackgroundWithBlock:^(NSManagedObjectContext *localContext){

    Person *localPerson = [person MR_inContext:localContext];

    localPerson.firstName = @"John";
    localPerson.lastName = @"Appleseed";

} completion:^{

    self.everyoneInTheDepartment = [Person findAll];

}];

ブロック内に書いた処理を全て別スレッドで処理を行い、完了ブロックはメインスレッドで動作します。

あと単体テストはXCTestを使って最低限のモデルのテスト書いてます。
HTTP通信周りはOHHTTPStubs使ってやってます。

今回特に参考にさせていただいた資料としてはてな教科書があります。

初心者の方にも分かりやすい内容となっており、一通りこなせばこの手のアプリは誰でもきっと誰でも作れるはずです!
一から作ったり勉強するのはいや!という方はソースだけでもダウンロードしてお試しください。
やっぱりアプリ作るのは楽しいですね!