sakaharaのブログ

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「強いチームはオフィスを捨てる」を読んでリモートワークのメリット/デメリットについて考えてみた

私は京都で働くようになるまでは元々広島で仕事をしていたので、以前からリモートワークに興味がありました。 広島に居ながら東京の会社に就職して仕事ができたらいいなぁーと漠然と思っていた時期もあります。 ただ実際にリモートワークをやるにしても正直不安な部分も多いし、難しいだろうなぁという程度で実現するまでには至りませんでした。

まだ実践できていない段階ではありますが、「強いチームはオフィスを捨てる」を読んだ感想も踏まえメリット/デメリットを書く事で、リモートワークを検討中の方に参考になる事があれば幸いです。

強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」

強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」

まず本書を読んだ中から思いつく限りメリットを書き出してみました。

リモートワークのメリット

  • 通勤時間の短縮、自宅なら通勤が必要なくなるので時間を節約できる
  • 9時5時などの時間の制約から解放される
  • 東京など仕事の集中している地域に住む必要がなくなるので、住む場所は自由に選べる
  • オフィス面積の節約など経費削減に貢献、極端な話オフィスがなくても大丈夫
  • 会議や雑談を減らしやすいので作業に集中しやすい
  • 対面での影響力が減る代わりに、成果での評価がしやすくなる(謙虚だけど仕事は着実にこなす人によいかも)
  • 優秀な人間を場所の制約なく採用できる

さらっとメリットを書きましたが、場所の制約がなくなるのと時間を自由に使える部分が増えるというのは、人によってものすごく人生を豊かにできる可能性があります。

リモートワークのデメリット

  • 会社や同僚の協力がないとリモートワークをしている人が孤立しやすい(島流し状態?)
  • 部下が見張っていないと仕事をしないのではという考えが根本にあると成立しない
  • 働かなくなる人よりもむしろ働き過ぎになる人が多い
  • 文章力が無い人がやるのは難しい
  • 同僚との会話が減る分、仕事の成果に注目が集まるので成果を出せる人でないと難しい?(むしろメリットかも)

こうしてデメリットをあげていくと見える成果を出せる人でないとリモートワークはやりにくい印象です。 また周りが一緒にリモートワークを成功させようというスタンスでのぞまないとリモートワークをしている人が孤立してしまう可能性が高いです。 安易な考えでリモートワークを取り入れてしまうと失敗するだろうなというのが率直な感想です。

また本書では触れてませんがセキュリティ上の理由から情報を外に出せない会社では成立しにくいです。 昨今セキュリティ関連の事件が明るみに出ているので、リモートワークを難しくする一因になっているかもしれません。

デメリットだけみると難しいのかな?と思われる方もいると思いますが、本書には問題点を解決する方法もふんだんに書いてあるので変に心配はしない方がいいです。 セキュリティに関しても対策をきっちり行っていれば問題ないはずです。 孤立する問題に関しては同僚もそうですが、経営者や上司がリモートワークを実際に体験することで何をサポートするべきか分かりやすくなります。 部下を見張る必要など実際はほとんどなく、仕事をしているかどうかの問題は目標をはっきりさせてその成果をちゃんと精査することで解決できます。 毎日顔を会わせることがないために孤独に落ち入ってしまう人もいるかもしれませんが、それは家族がいる方ならその可能性はあまりないでしょうし、家族がいない人は地元の交流イベントやなどに参加することで人との交流をもつなどできることはたくさんあります。

リモートワーク礼讃というわけではありませんが、社員の幸福、社員一人一人の成果についてきちんと考えてみるなら導入するメリットは計り知れないです。 優秀な人を雇うのに近くの人だけという制約もなくなりますから。

また本書で紹介しているリモートワークを支援するツールもそうですが、最近はかなりそういったツールが増えてきているので、いいものがあればすぐ導入して日頃から業務で使う文化があるとリモートワークが成功しやすいと思いました。 それにいきなり遠く離れたところでやり始めるのではなく、オフィスに通勤できる圏内に住んで、 週に2、3日とか午前中だけ出社するなど、段階的な導入がより現実的な気がします。

最後にリモートワークを実際にしている人の情報ほど役に立つものはないと思うので、そういった方のブログのリンクを掲載しておきます。