sakaharaのブログ

アプリ開発に関する話や日々の出来事など

個人でのアプリ開発を挫折せずに続けるためにできること

以前作ったアプリを塩漬けにしてずっと放置してたんですが、あることをきっかけに開発を再開しました。 それからどのように開発を進め、継続していけるかというアプローチの仕方や考え方を整理してみました。 再開するきっかけとなった話はこちらに書いてますので、興味があればどうぞ。

sakahara.hatenablog.jp

ちなみにこの話は前提として、本業があり、空いた時間だけで、基本的に一人で開発を行うような人を前提としてます。

数字の変化を楽しむ

アプリをリリースした後に、結果がイマイチだとそれでもう何もしなくなってしまう個人開発者の方は、結構多いのではないかと思います。 現にApp Storeでも、誰かが個人で作ったアプリの更新日を見ると、かなり前から放置状態というものをよく見かけます。 ですがリリースがゴールではないので、その後のユーザーの反応を見て、改善を繰り返し、反応がなければ、アプリ自体に魅力がない、もしくはPRが足りない可能性があるので、どう宣伝していくかを考えるべきかと思います。

実際に改善を繰り返すと、アクセス解析などで良い数字が出始めて、ゲーム感覚のように成長していくおもしろさを感じる時があります。 現に予想が当たった時など、変なゲームよりも全然おもしろいです。 こういったおもしろさを実際に体験することで、頭の中で、勝手にいろんな数字を上げるための施策を考えるようになり、こういったことが今でも開発を続けるモチベーションになっています。

アプリ開発そのものを楽しむ

これはどちらかというとエンジニア的な視点になりそうですが、個人開発なので、好きなプログラミング言語をえらび、好きなプラットフォームを選択して(もちろんクロスプラットフォームも)、好き勝手に物作りができます。 そして自分が思う完璧な設計を反映するのにいくら時間をかけてもいいんです。 決められた仕事をやる必要がある立場の人にとっては、純粋に作ることを楽しむ時間を持つことができない人も結構いるんじゃないでしょうか? そういったストレスを個人開発にぶつけるのは自己表現の仕方としても、とても健康的だと思います。

ユーザーのことだけを考える

お金のことにも触れましたが、結局はユーザーに使ってもらってナンボの世界ではあります。 ユーザーを無視して好き勝手に作っても結局誰も使わない自己満足に成り兼ねません。 ユーザーからの感謝のレビューこそがモチベーションにもなります。 ここで一つ問題になるのは誰もレビューしてくれないとか、そもそも使ってくれる人がいない場合です。 こういう時は視点を変えて自分こそが一番のユーザーだと思えばよいかもしれません。 自分が本当に使いたいものを作り、自分がユーザーとして日々使うのであれば、誰でもない自分が一番満足できます。 でもこれこそが一番難しいかもしれないです…。

さていくつか書いてみましたが、結局は自分に対しての戒めのような内容になってしまいました。 ありきたりな話のような気もしますが、この基本こそが、一番大事だと思うので、これからもいいものを作るために日々精進していこうと思います。